トマトは「支柱植え」か「地這え」か?

水谷翔(地域おこし協力隊 戸隠地区)

2016年08月03日 08:00

昨日に引き続き、トマトについてです。

トマトはどういう育て方が良いのか?と思い、昨日の記事のようにコンパニオンプランツで試し、支柱で育てるパターンと地這えのパターンでも試しています。


支柱のパターン
最もオーソドックスな方法です。普通に上手に育っていきます。




地這えのパターン
わき芽も取らず、いわゆる完全に放置な状態です。

今のところ、どっちが良いかと判断するのは難しいのですが、放置をした方が支柱の方より、全体の茎・葉の量は明らかに多く、3倍ほどになっています。トマトの実付きも放置の方が多いです。が、地這えの方は地面に実が接しているので、どうしても接触部分の色が変わったり、空気が通りにくいので、虫に食われがちです。

ちなみに両方とも、同じ大玉トマトの苗を植え付けています。

味は大差なく、どちらも同じようです^^

比較検討をしてみると、、、

◎支柱立て
・栽培の状況がわかりやすい
・トマトを収穫しやすい
・トマトが綺麗な状態を保てる

◎地這パターン
・成長速度は早く、エネルギーも高い
・実も多くついていきそう
・次から次へと元気に育っていくため、栽培面積が増え、他の野菜にまで侵入していく(セロリが一つダメになりました)

やはり、どちらもメリットがあり、判断が難しいところです。

地這えはジュースに良いと少し前に聞きました。実際にやってみて確かにそれは良い方法かもしれません。放っておいても勢いよく生育していくので、手がかからないことと、加工するため、トマト自体の綺麗さはあまり関係が無くなります。

こう考えると、お客さまにどんなお野菜・商品を提供していくかという作り手側のスタンスで、栽培方法は定めていけば良い気もします。

とはいえ、野菜栽培の様々な比較検討・アプローチは、まさに実験そのもの!知的好奇心がくすぐられて面白いです^^

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