先日夏野菜を贅沢に使い
“焼き茄子のサルサソース風”を作りました!
無農薬・自然栽培で育てられた味わい豊かな茄子と酸味の中にピリッと刺激のある特製サルサ風トマトソースが絶妙に絡み合い美味でした。
茄子は奈良時代に中国から伝わり、漢方では身体を冷やす野菜として、鎮痛や消炎のために使われてきたそうです。血行の促進や利尿作用にも優れ、「秋なすは嫁に食わすな」ということわざもあり、身体を冷やすことにより流産を心配する気遣いから生まれたとも言われています。
茄子の機能成分として注目されるのは皮に含まれる色素成分の
ナスニンという物質。これは強い抗酸化作用がある
アントシアニン系の色素で、コレステロールの酸化を防ぎ、細胞の老化やガン化を抑える作用もあるようです。
野菜の栄養素・成分をしっかり押さえておくと食べることがより一層楽しくなります。料理をする時にも他の野菜との相性や組合せのアイデアも広がっていきます。
さて、今回のこの料理、自然食を専門とする方から作り方を教えて頂いたのですが、個人的にはかなりのヒット作であり、レシピをご紹介させていただきます。
まずは茄子を適度なサイズに切り、グリルで単独で焼きます。
サルサ風ソースを作っていきます。使う食材のベースは
トマト(自作)、タマネギ、パプリカです。
料理は味もそうだけど見た目も大事、目でも楽しめることが美味しさを引き立てる大切なポイント。何よりも
料理は毎日簡単に取り組めるクリエイティブさを鍛えるための最適な動作だと以前教えていただいたことがあり、その通りだ!と納得しました。今では料理は日々の生活の中でなるべく自分でするように努めています。
切り方を意識し食感への配慮を、色のバランスを、出来れば細やかな栄養価への気遣いも、、、。
トマト、タマネギ、パプリカをみじん切りにします。
ここで触れておきたいのが写真右上の黒色のソースです。
これは何だかわかりますでしょうか?
実はこれは信州の
伝統野菜「ぼたんこしょう」を醤油の
もろみ成分とミックスをした特製ソースです。
ぼたんこしょうは見た目は背の低いピーマンのようですが、
唐辛子のように辛いことが特徴です。炒め物に少し入れてアクセントを出したり、丸焼きにして辛味と共にふんわり漂う旨味を楽しむ方もいるようです。
野菜とソースを混ぜていきます。が、ここでさらに旨味を出していくために、これまた特製の
味噌を隠し味に入れることにします。
この味噌は信州で100年以上の歴史を持つ老舗の味噌蔵
「酢屋亀本店さん」から先日購入したもので、細かく刻まれたニンニクやスパイシーな成分が入っている豆板醤のような風合いを持つとても美味しいお味噌です。
これであとはグリルで適度に焼いておいた茄子にドバっと勢いよくソースをかけて完成です!
とっても美味しい!!
9月も中旬を過ぎ夏野菜も数が少なくなってきて少々寂しいですが、この夏、料理をした中で特に見た目も味も良かった焼き茄子のサルサソース風のご紹介でした。
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