厳冬前の戸隠の様子

水谷翔(地域おこし協力隊 戸隠地区)

2016年12月05日 08:00

12月上旬、戸隠に住む生き物たちの冬支度が随分整った感があります。





木々は葉を落とし降雪に耐えれるよう身軽になってきています。落葉は乾燥した冬の気候の中、葉からの水分蒸発を防ぐ役割もあるそうです。人間も同じく変化しています。暖を取るための用意、食料の貯蔵、大量の薪、冬用タイヤへの交換、除雪機、畑の支柱の撤去など、ここ1カ月くらい特に地元の方々は自然変化に敏感になって準備・移行をしています。

厳冬まであとちょっと。「戸隠の冬は厳しいよ~!」と移住間もない頃、周囲の方々から何度も言われましたが、いよいよその時期が目前に迫っています。私は冬の気候に身体を適合させていこうと思い、寒さが増してきたここ1カ月くらいは家に帰ると裸足になり、農作業時も長靴の中は素足で取り組んでいました。慣れてきたら逆にその方が身体の芯から温まってくる感触があり、衣服も必要以上に着こまないようにしています。

食べ物はと言うと陽性エネルギーを高めるため、玄米分搗米(ぶづきまい)ではなくそのままの状態で圧力鍋で炊いたものを食べています。他にはネギ生姜大根といった辛味のあるもので身体のエネルギーを巡らせて内部から温めるよう心掛けています。青色の濃いミネラルたっぷりの冬の葉物野菜であるタアサイなどもよく食べるようにしています。


ご近所の農家さんから頂いた葱が大活躍しています!


葱とピンクペッパーの炊き込みご飯。じんわりと温まります


陽性エネルギーを高めるために玉ねぎと梅干しをとろ火で一緒に煮ました

11月もスケジュールが多く、結構慌ただしくしていましたので昨日はお休みを取り戸隠内をドライブしました。その様子を写真でご紹介します。


戸隠豊岡地区から北アルプスを望む。もう北アルプスは真っ白です!


戸隠神社中社の御神木


同じく中社境内の小滝。凛然とした空気が漂います


クマザサ


積雪に備えて枝葉が広がる小さい木々に施された雪除けの工夫


鏡池と戸隠山。鏡池は昼間でもうっすらと氷が張っています


黒姫山(標高:2,053mで戸隠連峰の東に位置します)


妙高山(標高:2,454mの成層火山。日本百名山)



長野北部では今の時期、道路の脇にこういうポールが数十メートルの間隔おきに建てられています。積雪量が多くなると道路や建造物との境が分からなくなるのを防止するためです。

厳冬の足音がすぐそこまで聞こえてきています。

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